AMDA速報
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AMDA速報 ヤダナウーちゃん
 
ヤダナウーちゃんが故郷ピョウアイ村に到着
 
 
 
2004年3月22日

 2月26日に岡山大学医学部歯学部附属病院を退院し、3月11日に帰国の途についたヤダナウーちゃんが15日、故郷ピョウアイ村に到着しました。現地から送られてきた最新の画像です。

【写真上:お母さん、おばあさんと並ぶヤダナウーちゃん お父さんも嬉しそうです 写真下:日本での写真アルバムを見せて説明するヤダナウーちゃん 右側はお母さん】
 
ヤダナウーちゃん 最新情報6
 
 
 
2004年3月10日

 2月26日に無事岡山大学医学部歯学部附属病院を退院したヤダナウーちゃんですが、昨日3月9日に検査を行い、体調が無事に回復しているとのことで、明日3月11日に帰国することになりました。

 検査を終えた昨日3月9日、AMDA本部(岡山市)にてヤダナウーちゃんの退院祝いを兼ねた送別会を行いました。菅波茂理事長より花束を渡されたヤダナウーちゃんは満面の笑みを浮かべ「ありがとうございました」と日本語で挨拶をしました。この日はAMDAのボランティアさんたちも送別会に参加し、ボランティアさんから退院祝いのプレゼントを手渡されると、早速中身をチェック。AMDA職員やボランティアさんとの会話を楽しみました。

 ヤダナウーちゃんは、明日3月11日に関西空港よりミャンマーに向けて帰国します。皆様の温かいご声援本当にありがとうございました。

【写真上:菅波茂理事長から花束を受け取るヤダナウーちゃん
 写真下:ボランティアさんから退院祝いのプレゼント】


2004年3月11日

 本日3月11日早朝に岡山を出発したヤダナウーちゃんは、同日午前関西空港よりミャンマーへ帰国いたしました。皆様の温かいご声援に心より感謝申し上げます。
 
ヤダナウーちゃん 最新情報5
 
 
 
2004年3月2日

 2月26日に無事岡山大学医学部歯学部附属病院を退院したヤダナウーちゃん(9歳)は、現在岡山市内でお父さんらとともに静養しています。2月27日には、AMDAボランティア中山翼君(バルーンアーティストとして修行中)がヤダナウーちゃんのお見舞いにかけつけてくれました。

 バルーンアーティストとして修行中の中山君は、風船をいろいろな形に創作し、ヤダナウーちゃんとヤダナウーちゃんのお父さんを喜ばせてくれました。中山君からヤダナウーちゃんのお父さんにバルーンアーティスト道具がプレゼントされると、「ミャンマーでお祭りがあるときに使いたい」と喜んで受け取りました。
 
ヤダナウーちゃん 最新情報4
 
 
 
2004年2月26日

 産経新聞社「明美ちゃん基金」の適用を受け、ミャンマーより来日していたヤダナウーちゃん(9歳)の心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)外科手術が2月12日、岡山大学医学部歯学部附属病院にて佐野俊二教授(岡山大学大学院医歯学総合研究科)の執刀のもと無事成功裡に終了いたしました。手術後、ヤダナウーちゃんの体調が順調に回復し、本日無事退院いたしました。

 退院後行った記者会見では、佐野俊二教授よりヤダナウーちゃんの病状説明と手術についての説明が行われ、ヤダナウーちゃんとヤダナウーちゃんの父親は「手術が成功して本当に嬉しい」と答えました。ヤダナウーちゃんは、ミャンマーに帰ってまず一番にしたいことは? の質問に対して「勉強がしたい」、大きくなったらなにになりたい? の質問には「看護師になりたい。佐野教授のもとで勉強したい。」と答えました。

 最後に佐野俊二教授から花束を手渡されると、感極まり涙が。「ありがとうございました」と日本語で佐野教授にお礼を述べました。ヤダナウーちゃんは、岡山大学附属病院での入院生活で、佐野俊二教授や看護師さんにとても親切にしていただいたこと、またAMDAミャンマー派遣看護師の菅谷純子看護師に付き添ってもらいお母さんのように看護していただいたことから、「退院したくない」ともらしていました。ヤダナウーちゃんは約2週間後岡山大学附属病院で再検査を受け、異常がなければミャンマーへ帰国する予定です。

【写真上:記者会見の様子
 写真下:お世話になった佐野俊二教授より花束を手渡されるヤダナウーちゃん】


 
ヤダナウーちゃん 最新情報3
 
 
 
2004年2月19日

 心臓手術後1週間が経過しましたが、ヤダナウーちゃんは、徐々に体調が回復し元気な姿を見せてくれるようになりました。

 今一番食べたいものは?と聞くと「水が飲みたい」とのこと。手術後水の摂取量が制限されているからです。体で痛みを感じるところはなくなり、お父さんもとても喜んでいました。しかしまだ微熱はあり、今後の体調管理は怠れません。

 退院は早くて来週末になりそうです。元気な姿でヤダナウーちゃんがミャンマーに帰国できるようAMDAはサポートしていきます。

【写真上:病室でくつろぐヤダナウーちゃん
 写真下:定時検診を受ける】


 
ヤダナウーちゃん 最新情報2
 
 
 
2004年2月12日

 手術が無事成功しました!

 2月12日、ヤダナウーちゃん(9歳)の心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)外科手術が、岡山大学医学部・歯学部附属病院にて無事成功裡に終了しました。

 産経新聞社「明美ちゃん基金」の適用を受け、2月2日の来日後入院し、手術に必要な検査等を受けていました。

 執刀は、世界有数の心臓病手術成功率を誇る佐野俊二・岡山大学大学院医歯学総合研究科教授で、およそ3時間におよびました。手術は、僧帽弁を温存し、弁や周囲の形を整える「弁形成術」。佐野教授によると、当初の予定より早く退院でき、おそらく退院時には心臓は通常の大きさに戻っているのではないかということです。

【僧帽弁閉鎖不全症】 心臓の弁の一つの僧帽弁が変形し完全に閉鎖しないため、血液が心臓内で逆流する。放置すれば心臓が肥大し収縮力が失われる。

【写真上:佐野教授(中央) 写真下:佐野教授の説明を聞くウインミャイさん(左)ベッド上はヤダナウーちゃん】


 
ヤダナウーちゃん 最新情報1
 
 
2004年2月6日

 2月2日、産経新聞社提唱の「明美ちゃん基金」の適用を受け心臓病の手術を受けるためミャンマーより来日したヤダナウーちゃん(9歳、女の子)は、到着後しばらくは日本の寒さや食生活になじめず、発熱等体調不良の状態が続いていましたが、徐々に岡山大学附属病院での入院生活にも慣れ、元気な顔を見せてくれるようになりました。
 世界有数の心臓病手術成績率を誇る佐野俊二医師(岡山大学大学院医歯学総合研究科教授)のもと、手術のための検査は全て終了し、あとは体調を管理しながら手術を待つだけになりました。手術は近日中に行われる予定です。AMDAは全力でヤダナウーちゃんをサポートしていきます。応援よろしくおねがいします!

【写真: 病室で元気な姿を見せるヤダナウーちゃん】


 
ヤダナウーちゃん 心臓外科手術のため来日
 
 
 
2004年2月2日

 本日2月2日午前、ミャンマー連邦よりヤダナウーちゃん(9歳)が岡山に到着しました。ヤダナウーちゃんは、産経新聞の「明美ちゃん基金」を通して、心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)手術を岡山大学附属病院にて受けるために来日しました。
 ヤダナウーちゃんの存在は、AMDAがミャンマー連邦中部乾燥地帯で行っている巡回診療活動の中で診察を受けに来ていたことから明らかになり、現地の医療事情を考慮すると手術は不可能であることから、AMDAが産経新聞「明美ちゃん基金」へ申請し、このたびの来日に至りました。
 ヤダナウーちゃんは、本日午後岡山大学附属病院心臓血管外科へ入院し、手術に必要な検査等を経た後、手術を行う予定(手術日は未定)です。

ヤダナウー(Yadanar Oo)ちゃん
ミャンマー連邦・ピョウアイ村在住 (ミャンマー中部・メッティーラ近郊) 農業・ウインミャイさん(36歳)の長女。  女の子・9歳(1994年6月6日生まれ)
「明美ちゃん基金」とは・・・
昭和41年、先天性の心臓病で苦しみながら、貧しさから手術が受けられない鹿児島県の少女、伊瀬知明美ちゃんのことを伝える産経新聞の記事がきっかけとなり設立。読者から多くの義援金が寄せられ、明美ちゃんの手術は成功。その後も明美ちゃんと同じような心臓病を中心とする難病の子どもたちの手術費用として使われてきました。昭和47年には外国の子どもたちにも適用範囲が広げられ、インドネシアやカンボジア、ペルーなどの100人以上の幼い命を救ってきました。
平成11年10月にAMDAがミャンマー中部のメッティーラに完成させた「ミャンマー子ども病院」の建設、運営費の一部約1000万円を拠出。海外での医療活動に初めて適用されました。
 


 
 

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