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AMDA高校生会スタディーツアー 現地からの報告
 
 
 
2003年9月22日

報告:スリランカ医療和平プロジェクト 現地統括責任者 濱田祐子

 AMDA高校生会スタディーツアーの一行(引率・AMDA本部職員上原康代、城東高校2年寺岡あかねさん、就実高校3年住友沙也子さん、城東高校2年中村吉秀さん)は8月2日にスリランカ国際空港に到着した。空港にはAMDAから丸山、濱田が出迎え。1時間ほどかけて、コロンボのグランドオリエントホテルに到着した。ホテルまでの車中では、早速丸山、濱田両調整員にスリランカについての質問が浴びせられた。質問の内容は、スリランカについての経済についてから、車の中から観察されるスリランカの人たちの車の運転の仕方、人が群がっている屋台についてまで多種多様であった。

 8月3日は朝からコロンボ市内、AMDA医療和平プロジェクト事務所がある首都スリー・ジャヤワルダナプラ(コッテ)を観光した。3日夜には、AMDA姉妹組織AMDAスリランカ支部、セイントジョンアンビュランスとの会合を行った。会合ではAMDA支部長サマラゲ先生によるプレゼンテーションが行われた。高校生たちはセイントジョンアンビュランスが900年以上もの歴史を持つ、緊急救援を主体とした世界的なボランティア団体であるということに驚いていた。AMDA高校生会スタディーツアーメンバーも日本の高校生の暮らし、AMDA高校生会活動紹介について英語でプレゼンテーションを行った。その後岡山名物きび団子の贈呈、日本の歌合唱、盆踊りの披露を行い、参加者に大変喜ばれた。会合の後は、コロンボの港が見渡されるハーバールームにてスリランカ料理をいただいた。

 8月4日。スリランカ名門女子高 DEVI BALIKA VIDYALAYAを訪問した。デブィ・バリカはKALYANI(カヤニ)先生という日本語が大変流暢な校長先生がいる。日本語学科もあり、最終学生になると日常会話も出来るほど日本語が上手である。日本人の先生と日本語がまた流暢なスリランカ人の先生もいらっしゃる。生徒1000人が集まる体育館で、歓迎のセレモニーに出席。歓迎会は、厳粛なランプの儀式から始まり、すべてシンハラ語、英語、日本語で行われた。デブィ・バリカ高校生は、スリランカの伝統舞踊やスリランカの歌、日本の歌「四季」を披露してくれた。AMDA高校生は、英語にて感謝のスピーチ盆踊りを披露した。盆踊りにはデブィ・バリカの生徒たちも参加してもらった。歓迎会後、日本語教室に移り、浴衣とサリーを着せあったり、名刺の交換、折り紙を作ったりした。3時間という短い時間であったが、高校生たちが文化交流を行い、友情を交わす濃厚な時間であった。スタディーツアーチーム一行は歓迎会の後スリランカ北部ヴァヴニアに向かった。ヴァヴニアでは日本MGO支援無償資金で事業を行っているAMDA医療和平チームによる巡回診療を視察する予定である。


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